AI先生について②

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泉野塾 塾長です。

引き続きAI先生について思う事を書いてみます。

AI先生登場の背景については1980年代の「第五世代コンピュータ」にまでさかのぼります。

人間の知能を超えるコンピュータの開発を目指し、

当時の通産省が540億円投資して推進したもので、ハードウェアは飛躍的に発展しましたが、それに見合うソフトウェアがなく、11年間で打ち切りになりました。

それが第一次AIブームと呼ばれています。

当時会社員だった私は学生時代に本を買って読んでいた「第五世代コンピュータ」の話を得意げに朝礼の3分間スピーチでして支店長にえらい褒められたのを覚えています。(笑)  恥ずかしいですねー(笑)

余談はさておきまして

2番目の背景は講師不足です。

高校入試に対応できる講師がどれくらいいるのかは分かりませんが、大学入試に対応できる講師を探そうとしても極めて困難です。

塾業界が講師という人材を育てる努力を全くしてこなかったこと。

学生アルバイトが主力である業界が他にありますか?

AI先生の導入を決めた駿台予備校はその1番の理由として講師の高齢化をあげています。

過去から現在に至るまで多数の優秀な講師を産み出した駿台予備校でさえこういう状況です。

当塾の卒塾生も金沢市内外で多数塾講師のアルバイトをしています。

話を聞きますと、「質問に答えるだけなので楽です」とほぼ言います。中には「暇で仕方がないです」という人もいますし、「明日、高校生の英語を担当するので英文法を教えてください」と言われて、深夜まで卒塾生に英語や数学の授業をしたことも一度や二度ではありません。

その度、なんで他塾の、しかも名の通った塾のために夜1時まで、とは思うのですが、卒塾生はやはり大事ですし、頼りにされるのがやはりうれしいので教えます。

困ったら遠慮せずにいつでも来てくださいね。(笑)

余談はさておきまして。

これが実態です。


共通テストの採点を請け負った業者が、『大学入試の採点者を大量募集。資格は「未経験者 大歓迎」「年齢 経験不問」「短時間でサクッと稼ぎたい方」』

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というアルバイト広告をなんの抵抗もなく出す教育業界の下地が地層のように存在しているということです。

実際、私の塾も本格的な講師を募集していますし、講師の問い合わせが何件もあります。

しかし、センターレベルの講師試験をすると話した時点で例外無くトーンダウンします。


泣きたくなります。


サクッと学生アルバイトを雇いサクッと稼ぐという考え方を改めないと人材は絶対育ちません。

そして人材を育てようとしない業界は必ず衰退します。



これがAI先生登場の第二の背景で、私も塾業界に属していますので深刻に受けとめています。





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