共通テストの日程の決定に関する報道について

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泉野塾 塾長です。

共通テストの日程がまたよく分からないことになりました。日程が条件つきながら2つ選択でき、その選択は受験生の希望を聞くとはいえ、その許可の裁量権は校長が持つらしいです。

大学入試の当事者は受験生と大学でしょう?何で高校長が受験生の日程の裁量権を持つのか。行政がここまで大学入試に過度に関わる理由は何でしょうか。


そもそも共通テストの前身のセンター試験の前身の共通一次試験が導入された主な目的は、「国公立大学の難問奇問の影響で歪められた学校教育の是正」というものでした。つまり難問奇問から受験生を守ることで、健全な教育水準を維持するというものだったはずです。

ところが自己採点がすぐできるので容易にデータ化されるマークシート方式の性質を利用してすぐに営利企業が飛びつきました。

予備校などの受験産業がデータを振りかざして急に幅を利かせはじめ、いつの間にか私立大学も参加してぐたぐたです。

そのデータに今度は高校の先生方が振り回され始め、挙げ句の果てに予備校を始めとする受験産業の社員を高校の講演に招待することが普通に行われ、出願にまで学校が強く介入する現状を招いています。

結果として高校生は学校の強い管理下に置かれ、過剰な課題をなんの批判もなく黙々こなす。こなすことができない、あるいはやらない生徒は脱落。これは一体なんですか? 

そして今度は共通テストでの英語の民間試験の義務化の決定と記述の導入とその採点の民間企業への委託。そして直前の撤回。

どこの世界にそこまで進めてきた試験制度を1年切った時点でいきなり変える国がありますか。

責任を負いたくないのか、共通テストの日程選択の決定権を新型コロナウイルスで混乱している高校の現場に委ねる。

理念もなく責任を取る意思もなく現場に丸投げする教育行政の被害者が誰かよく考えてください。

得点調整もしないようですし、日程的には2回目受験が2次試験の事を考慮すると明らかに不利ですが、過去問がない中で1回目の試験内容を見て受けられるメリットも大きい。受験生も高校も非常に迷うに決まってます。

同じ二回の日程を設定するならどちらか一方だけ選択するのではなく、例えば二回受験できることにしてその良い方を使えるようにするような制度も考えても良いのではないですか?失敗してももう一回受けることができる安心感もありますし、共通テストの比重が非常に低い大学受験生は一回だけ受けて2回目は受けないとかそういう選択制の方が受験生の意欲を削ぐようなものにならないと思います。

そういう議論がなされた様子も伝わってこない。

どれだけ受験生に負担がかかるかぐらい想像できない人たちの考えたシステム。

ロースクールの失敗で司法制度が揺らいでいます。それを繰り返すつもりのようです。

反省という言葉が教育行政にはないかの如くです。


不安なのでさらに予備校の情報頼りになる。大学入試が金沢市の高校入試化します。

ランクを上げる下げるとか煽って生徒の価値観を歪める。

塾の講師や高校の先生方が大学のランク付けできるだけの何をお持ちですか??


富士山は広い裾野があるからこそ高く美しく安定してそびえ立っています。

裾野を軽視し削るような改革では絶対高くも美しくもならないと思います。

ここ数年の国公立大学の2次試験に難問奇問は一つもありません。

目的はすでに達成されています。

なぜそこまで画一的な共通テストにこだわるのか理解できません。

誰のための受験ですか。

受験を受験生と大学の手に戻して頂きたいと強く願うばかりです。

受験生の皆さん。悪法も法なりです。その中で今はやるしかありません。

絶対跳ね返しましょう!!どんな腐った制度でもびくともしない力を見せつけましょう!! そして大学で思いきり学問の素晴らしさを味わってください。





























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