大学入試における主体性評価点(内申点)について

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泉野塾 塾長です。

5月になり、2021年度の全国の各大学から入試の成績開示情報が届き始めています。

貴重なデータとして利用させて頂きますので、毎年、善意で協力くださいます多くの受験生の皆様には心から感謝申し上げます。

定期テストや模試では入手不可能な情報ばかりで、大変貴重なデータです。

毎年気になる点がいくつもあるのですが、今年は主体性評価点、(いわゆる内申点のことでしょう)の扱い方が気になりました。

2021年度金沢大学の一般入試を例にしますと、合否ライン上の受験生のみ、共通テストと2次試験の総合配点の2パーセントの配点で点数化し、最終合否を決定するということです。

例えば共通テスト500点、2次試験500点の合わせて1000点満点の学類の場合、合格ラインを超えていれば調査書は点数化されないので合否には全く影響しません。

合否ライン上の受験生だけが20点満点で調査書が「主体性評価点」として点数化され、最終合格者が決定されると言うことです。

金沢大学の受験生の場合、成績開示書に「主体性評価点」の点数が記載されていれば、合否ライン上にあったことになります。


どうなんでしょうねこの流れ。

2021年度は他の大学でも、例えば徳島大は9割の合格者は入試の点数だけで決めて、残り1割の合否は主体性評価点を加味するということでした。

高校の調査書がいくら合否ライン上だけとはいえ点数化されると言うのは心配です。

以下理由を述べます。

高校の調査書が果たして主体性を評価する指標として適切なのかという疑問。
 
 例えばプラスマイナスのつけ間違いで考え方が合っているのに0点とされる高校が実際多いですから。主体性とは無関係なミスです。

高校間、教員間での作成における公平性の担保がなされるのかと言う疑問。
 
調査書の様式が新しくなり、書く欄がかなり増えました。結果として、書くことがなく、人によっては空欄ばかりの調査書も出てくるかもしれません。

どこの学校の誰が書くのかによって差が出るのは当然ありうることです。

経済的、家庭的、健康状態まで影響しかねないのではという疑問。

新様式の調査書では、留学歴や、部活、授業の様子などかなり突っ込んだ内容まで書く欄がありますので、健康上の理由で部活ができなかったり、経済的な理由で頻繁に外部検定を受けられなかったり留学できなかったりした場合の配慮がなされるのか不明です。


現時点では推薦入試を除けばそこまで内申点が大学入試に影響しているとは言えませんが、今後はどうなるか極めて不透明な状況です

今の定期テストや課題の出され方のままで主体性評価されたら高校生はたまったものではないと、私は思います。

一発勝負の大学入試でいいじゃないですか。それが1番、利権が入り込む余地がないものと思いますよ。

ずっと定期テストでいい点とりましょうと、それで教育産業はウハウハです。

誰のためのなんのための受験制度なのでしょうか?















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